こしがや月のうさぎ整骨院

今回はよくお話が出てくる猫背についてご説明させてもらいます。

巻き肩とは密接な関係がありますが、厳密には違います。
巻き肩は肩が内側に巻いていて、背中の肩甲骨が外側に広がっている状態に対し、猫背は背骨の胸の部分、胸椎（きょうつい）が普通より大きく前へ曲がった状態のことをいいます。
しかし両方は表れている患者さんも少なくありません。

最初は姿勢が悪く見えるだけかもしれませんが、長く続けば肩や腰の凝り、肩痛腰痛となり症状が悪化していきます。
早めに対策していきたいですね。

そんな【猫背の簡単なセルフチェック】をご紹介します。
壁から30ｃｍくらい離れ、正面を向いてまっすぐ立ちます。
その状態のまま後ろに下がっていき、壁にぴったり身体をつけます。

• 頭　背中　お尻が壁にぴったり付く
• 壁と腰の間の隙間に片手がぎりぎり入る
• お尻と背中が同時につく

こちらが正しい状態であります。

• 背中とお尻の付くタイミングが極端に違う。
• 壁と頭の間に隙間がある。
• 壁と腰の間に手が入らないか簡単に入る。

などが該当すると、猫背の疑いがあると考えます。
まっすぐ立ってみて違和感が強いときも猫背を疑っていいでしょう。